Vase Self (リソース提供型)
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『Vase Self 』は、契約リソース(CPU・メモリ・ストレージ・ネットワーク)の範囲内で、自由に仮想マシンの作成やネットワークの構成を行うことができるタイプです。
ビジネス形態に適したITリソースを柔軟かつきめ細かく設定できるため、リソースの予想が難しいシステム構成やプライベート用途として最適です。
課題解決
仮想マシン作成後にCPU数やメモリ量を増減させ、適切なチューニングを行いたい
毎月、決まった時期に負荷の高い処理があり、その間のリソース割当を増やしたい
運用中に明らかなCPU・メモリ不足が発生したため、緊急でリソースを増やしたい
自社の環境とクラウド上のシステムを柔軟かつセキュアに状態で接続したい
機能・詳細
CPUやメモリ、ディスクなどを自由に組み合わせて、システムを構築するために最低限必要なリソースのみでサービスを利用できます。
システムの利用状況に応じて、仮想マシンを停止することなく、割り当てリソースを柔軟にコントロールできます。
※OSの種類などに依存します
ファイアウォール、ロードバランサー、NAT、ルーティング機能などが統合された仮想ネットワークアプライアンスを利用できます
お客様のオンプレミスの環境や、持ち込んだ物理サーバーとのプライベート接続など、プライベートクラウドとして利用できます。
仮想マシンの利用用途に応じて、ストレージの種類を選択できます。
[Platinumストレージ] : アクセス頻度が非常に高い業務サーバやバッチ処理用など
[Goldストレージ] : アクセス頻度の高い業務サーバー用など
[Bronzeストレージ] : アクセス頻度の低いファイルサーバー用、テンプレートの保存先用など
仮想マシンを停止せず、任意の時点でスナップショットを取得できます。
これにより、ミドルウェアの検証時やシステム改変時、OSに対するセキュリティパッチ適用時などで、システムに不具合が発生した場合でも簡単にスナップショット取得時の状態まで仮想マシンを復元できます。
アプリケーションのインストールや設定作業などシステムを構築した仮想マシンをテンプレートとして保存できます。
このテンプレートを利用することで、新たにアプリケーションのインストールや環境構築を行うことなく、システム全体を複製して展開することができます。
また、テンプレート化しなくても直接仮想マシンのコピーが作成できるため、手軽にシステムの冗長化が図れます。
お客様が利用したいOSを自由に持ち込んでシステムを構築することができます。
※Windows OSについては、当社よりSPLAライセンスで提供します。
また、仮想マシンのイメージファイル(OVF、OVA)を直接「Vase」環境へインポートする機能を提供しています。そのため、オンプレミス環境・開発環境やお客様資産の仮想アプライアンスなどを簡単に移設し展開できます。