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生産状況の見える化 製造業でのIoTを活用した実運用を開始

 株式会社石川コンピュータ・センター(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:多田 和雄)は、石川県内におけるIoT活用の普及推進に向け、県内の製造業においてIoTを活用した実証実験に取り組み、カイゼン活動の活性化を目指した実運用を開始しました。

 少子高齢化によって生産年齢人口は毎年100万人規模で縮小していくなど、深刻な人手不足に陥っている昨今、ニュース記事などから企業の動きを見ても人手不足が大きな経営課題になっていることが見受けられます。経済産業省が昨年12月に実施したアンケートによると、製造業においては94%の企業が人材確保に課題があり、さらに30%強の企業ではビジネス影響が出ているとの回答がありました。
 本格的な人口減少時代が到来し、企業の人材確保が困難となる中、限られた人的資源を効率よく活用しながら、IoT、AI などを代表とするデジタルツールも合わせて積極的に利活用し生産性を向上させていくことが、企業の競争力を高めていく上で重要なポイントとなってきます。

 こうした背景を踏まえ、当社は石川県内におけるIoT活用の普及推進に向けた取組みとして、通信機器製造業「株式会社白山」様のご協力のもと、管理やデータ処理にかかる労務を削減し国際競争力のある製品コストの実現を目指すべく、ICTやIoTを活用した実証実験を進め、今月より実運用を開始いたしました。

 従来、作業者の定期的な巡回による装置の稼働状況確認や、手書きによる工程管理・品質管理などの記録簿への記載、記載した情報を集計した印刷物を掲示板に掲載したりなど、「書く・掲示する・探す・保管する」といったような作業に膨大な工数を費やしておりましたが、機械や付帯する設備からのデータとIoTプラットフォームを活用することで、各種情報をリアルタイムかつ一元管理できるようになります。さらに、各担当者にはWi-Fi対応のタブレット端末を配布し、簡単な操作による進捗状況や作業実績の登録・管理など、さらなる省人化を図ることが出来るようになります。

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 なお、この活用事例を含む当社のIoT活用への取組みについて、12/5(水)に開催する石川県ものづくり産業等IoT化推進研究会主催の「第3回 ICT・IoTビジネスソリューションフェア2018」にて実機デモを交えて展示いたします。

  ◇イベント名 : 第3回 ICT・IoTビジネスソリューションフェア2018
  ◇日   程 : 2018年12月5日(水) 12:00 - 17:00
  ◇会   場 : 石川県地場産業振興センター 本館
  ◇入 場 料 : 無料 ※事前登録制
   http://www.isa.or.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=437

 当社はIoT活用の推進に向けて、IoTプラットフォームの提供のみならず、IoTシステムの構築に欠かせないデバイスの選定・設計からアプリケーションの開発まで、ワンストップでご支援するトータルソリューションとしてご提供できるよう準備を進めてまいります。
 さらに、支援体制の強化や業種・目的に特化したソリューションパッケージなどラインアップの拡充を図り、お客様のIT要望に応える柔軟なサービスを提供し、お客様のビジネスイノベーションの加速や新たな価値創造に貢献してまいります。

■ 本件に関するお問い合わせ先

 株式会社石川コンピュータ・センター
 クラウドビジネス本部
 TEL : 076-268-8390
 E-Mail : cb-info@po.icc.co.jp

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